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投稿日: 2021/05/22

すすき野留学(Susukino hometown)

2021/5/21
オマケの英語教室
(呉越同舟で同床異夢 Different groups in the same boat, and in the same bed, but having different dreams)
英語と日本語の最大の差は何か?
それは「目指すもの(指向性)」ではないかと思っております。
英語は主語の後に直ぐしたい事、言いたい事が来るが、日本語はしたい事、言いたい事が最後に来るとかいう文構造の話でもなく、英語は26のアルファベットだけで済むが、日本語はひらがな50、カタカナ50、当用漢字2000余りと基本文字数だけでも相当多い、という事でもありません。
確かに違いでもあり、外国の方が日本語を学ぶ際の大きな障壁でもありますが、それ以上に異なっているのは「それがいい事なのだ」と価値を見出し、求めている方向がまるで違っている気がするのです。
喩えて言えば英語はアウトラインだけ「さ、さっ」と描くような感じで、汎用性が高く、いかようにでも個人とその場に居あせた人との間での裁量が利く。成る丈「d1対多」である事が美とは言いませんが「良し」とされる。
言ってみれば、ミラーボールのようなもの。
それに対して日本語は、ちょっとの違いでも言葉を分け、完全に1対1にする事が美とされる。それが出来ない事は教養が低いとすらいわれてしまう。
又はちょっとした語彙の差による微妙なニュアンスを理解しない、と「KY」といわれてしまう。
なので、我々国民が英語を学ぼうとすると、矢鱈と単語を覚えようと言う方向に向いてしまう訳です。
その結果、外国人すら初めて耳にするような単語を知っていたりする事もあります。
「え、えっ、何その単語?どこから引っ張り出してきたの?初めて耳にしたよ」
という具合に。
まずこれが英語学習の最大の妨げのような気がします。
つまり
英語から日本語に訳するときに、例えばhave、make、take、do、get等の汎用性の高い言葉ほど、数多の日本語訳が付いてしまう訳です。
その為、こういった英語で基本的な言葉の使い方が、却って分らなくなってしまいます。
反対に日本語を英語に訳そうとする場合には、英語の基本的な言葉の使い方を「汎用性」ではなく「不規則で曖昧」と捉えているものですから、それらを活用して話したり書いたりする事はせず、いきなり、いの一番に日本語と同等以上に「厳密に1対1に意味のあった(正しい)」単語を探す事になり、上述しました様に、外国の方から「一体どこからそんな言葉、引っ張り出してきたの?」と言う事になってしまうのです。
確かに外交折衝や国際会議等では、そうかもしれませんが、日常会話に於いては、却って混乱の元になるだけです。
なので、英語を学ぶ時には、まず、多くの単語を覚えよう、的確な語彙を増やそうというのは、方向性の大きな誤りの様な気がします。
それが我が国に於けるEnglish speakersの絶対数増加の最大阻害要因ではないかと推測しております。
言い方は変ですが
「呉越同舟」で「同床異夢」
状態なのです。現在我が国の英語教育は「国民性から来る指向性」とその「欲する結果」に於いて。
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